成長産業 衰退産業

転職に迷ったら成長産業に進みましょう。「伸びている業界で働いたことがある」だけで市場価値(マーケットバリュー)は高まります。

転職先に迷った人向けに、伸びている産業に身を置くことで市場価値が上がる理由と、伸びている産業の見分け方について説明します。

仮にあなたがスキルと人脈がない中で、成長産業に身を置かずに、衰退産業に進む選択をしてしまうと、これから先の人生は市場価値も低くつらい状況に陥ってしまうでしょう。

今回は参考図書は「転職の思考法」です。

成長産業に身を置くと市場価値が高まる理由

たとえば、2010年からの5年間は、スマホゲームが爆発的に伸びました。この時期に、スマホゲーム市場で働いた経験というのは、それだけで貴重な「技術的資産」になりました。

なぜなら、経験者を雇いたいと追随するスマホゲーム関連会社が爆破的に増えたからです。

仮にあなたが人事責任者である仮定した場合の話をしましょう。

新しい事業のプロジェクトリーダーを専任するために、様々な人と面接を行いました。
その中に、同業他社で成功を経験している人がいたとしたら、シンプルに「欲しい」と思わないでしょうか?その分野での要点を知っていて、人脈も持っているはずです。

反対に、仮にあなたが衰退事業の責任者を任されたと仮定した場合の話をしましょう。

毎年売上が下がり、今にも撤退寸前のビジネスです。この事業に新たな人材を雇いたいと思うでしょうか?ただでさえうまくいっていない中、人件費に投資するのではなく、むしろ人件費を削減する方向に動くはずです。

衰退している事業においては、各社値下げ競争でシェアの獲得を図ります。すり減る利益に対して、更に原価、販売管理費の削減を競合も行っています。

このような衰退している事業の中では、日々減っていく限られた社内ポジションを確保するために、熾烈な競争が繰り広げられます。

マーケットバリューがない人間が、少ないポジションにしがみつこうとすることで、社内政治が生まれ、事業を改善するどころから、より衰退の道をたどっていきます。

そうこうしているうちに、元々あった技術資産の価値はすり減ってしまうのです。

簡単な事例でしたが、もしあなたが、衰退産業に身をおいているとしたらかなり危険な状態です。

今の仕事の寿命を知ることが大事な話

前章で記したように、衰退事業に身を置いて良いことはほとんどないです。
では、あなたの仕事はどんな状況でしょうか?
仕事の寿命を知り、危機的な状況から回避していきましょう。

今まで築き上げてきた実績や社内・社外からの評価もあり、直視したくない事実ですが、そもそも仕事とは生まれて、消えていくものです。

たとえば、プログラミングという技術は100年前には存在しませんでした。

あるいは、広告代理業の仕事は、新聞や雑誌の印刷技術の発展によって生まれたものです。
インターネットの発展によって、新聞や雑誌の発行部数が減っていきました。その流れの中でインターネット広告事業は伸びるも、紙主体の広告事業は衰退の一途をたどっています。

このように生まれては消えていくこの流れを「仕事のライフサイクル」と言います。

消えていく仕事の兆候としては、雇用の数が減ってきているはずです。
利益を出す必要はあるが、売上及び粗利の増加ではなく、コストの削減によって利益捻出に走る業界・企業・事業が存在します。

そういった会社が新しく人を雇うよりも先にやることは、人件費の削減です。削減ができない場合には、給料体系の変更が、急に、そしてドラスティックに起きるでしょう。

人は減るが、仕事は減らない、むしろ空いた穴を埋めるために、より忙しくなる。上のポジションに上がることも難しく、給料は減っていく。というように明確な兆候が訪れます。

今まだ兆候が現れていなくとも、ルーティーンワークがメインになってきている産業も危険な状態に陥りやすいです。

企業として効率化を図ることは必然的な活動です。AI・ロボットの発展によりルーティーンワークは効率化される対象となっていきます。

もしもあなたの仕事が、どうしてもあなたにしかできない仕事でもないのであれば、今後効率化の対象になっていくでしょう。

人間よりも正確で、早くて、同時に複数の処理を行える。どう考えても人間よりもAIが行ったほうが良い領域というのが存在します。

会社は、すべての仕事をシステム化し、代替可能にすることで利益の最大化を目指していきます。

そこにあなたが活きる場所はありますか?

そうは言っても、好きを先行する人生は楽しい

合理的な話をすると、今後生きていくためには、伸びる産業に身を置き、市場価値を高める方が、人生にプラスになるのは間違いないです。

とは言え、人間は合理性とは別に、好き嫌いという感情がある生き物です。

給料が高ければ幸せなのかと言われれば、みんな回答は違うでしょう。

稼げなくても好きなことを選ぶ人たちが多く、好きを続けることで、大きな大金を手に入れる人もいるでしょう。

人を妬むことなく、好きを継続できる人は、好きを選ぶ選択も、正しい選択でしょう。

最後に:あなたはどう生きたいですか?

好きなことが明確にあり、それを仕事で一生続けたいという人は実は少ない気がします。

自分には何ができるのか、ふとした瞬間に不安になり、今後の人生を楽しく生きていけるほど、金銭的な余裕があるか不安を感じる人の方が割合としては多いのが事実でしょう。

もしあなたが迷っているのであれば、

今すぐ自分の仕事のライフサイクルを見直しましょう。

寿命が近づいていれば、成長産業に思い切って転職しませんか?

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