転職は悪

あなたは過去、転職した人のことを「裏切り者」と蔑む社員をみたことはないでしょうか?

実は、転職者を悪として罵る習慣は、至る職場で発生しています。
まだ見たことがないのであれば、あなたの職場はとても恵まれていると思って間違いないでしょう。

実は私も、今でこそ考え方は変わってきましたが、退職が決まった社員は、引き継ぎも乱暴で、邪魔だなぁと思っていた時期がありました。

ですが、これは、自分に自身がないからこそ、他者が羨ましいからこそ湧き出る感情だったと思います。

本記事では、転職を進めていく中で湧き上がる、転職は悪という感情についての向き合い方を書いていきます。結論から言うと、「転職は悪」は努力を放棄した人間だけが言っている言い訳です。気にする必要がありません。

今回の参考図書は『転職の思考法』です。
これから就活をする学生、転職をする社会人、そうじゃない人も、圧倒的な成長を求めている人にはおすすめの一冊です。

「転職は悪」は選択肢のない人間の言い訳

「この会社で働き、この会社で稼ぎ、この会社で行きていくしかない」

と思っている人間は、実は数多く存在します。このタイプの人間は、会社の成長のために会社に残っているのではなく、今のポジションを維持しつつ、楽をしながら、自分の給料だけを考えている人間です。

会社を「居場所」と決めて瞬間に、手段の目的が起こってしまっているのです。

過去の栄光にばかりしがみつき、実態が見えてない人間が特にこの状態に陥りやすい傾向にあります。

過去の栄光にしがみつき、中途半端に、昇格・昇給を繰り返していくことで、自分がいなければこの会社は存続しないと錯覚していきます。

なまじ過去の栄光があるが故に、周囲から注意されることもなく、錯覚に気づかないまま生きていきます。

錯覚に気づかないまま、時代が変わっても、古くなった自身能力と成果を過信し続けます。

年齢が上がるにつれて、クリエイティブな、創造性のある仕事は「教育」と称して部下に丸投げを行い、自らは現場から退いていく。

結果として、努力のできない人間の完成です。

しかし、努力ができない=人生を考えられない、ではありません。

人生100年時代。長い人生を生きていくためには、お金が必要です。

一度上がった生活水準を変えることは難しく、今の会社以外に活躍できる会社もイメージができなくなるのです。

その結果、人生における選択肢は、今の会社で、今のポジションを守ること、しかなくなってしまうのです。

仕事における「錯覚」については別記事でもまとめていますが、マネジメントを行っている方には是非読んでいただきたい内容です。ここまででもある程度イメージできるかと思いますが、錯覚をしている人間は業務を阻害する要因になりえます。

過去の栄光にしがみつく人間の特徴

過去の栄光にしがみつく人間の「心理」については、数多くの記事があるので是非調べてみてください。

本章では、実際に私が現場で感じた特徴を、箇条書きしていきます。

過去の栄光にしがみつく社会人の特徴
  • 自分よりも優秀そうな後輩に、勝手に劣等感を感じている
  • 劣等感を感じているが、勉強はしない
  • 成果で見返そうともせずに、ストレスを感じている
  • ストレスの発散方法は、安い酒
  • 飲みの場では後輩に対して「昔は良かった」「昔はこうだった」を連呼
  • 目上の社員とはうまく会話できない(会話することがないという方が正しい)
  • 自分の仕事を効率化しようと思わない
  • 効率化すると、他にやることがない
  • 自分で仕事をつくることができない
  • なので、自分の仕事をブラックボックス化(誰にもわからないように)する
  • 新人から、なんとなく、重要そうなことをやっているように見える
  • しかし、実際誰でもできる仕事を、大事に守っているだけ

まとめたというよりは、書きなぐった感じですが、割と共感できる方が多いのではないでしょうか?

どんな人間だって弱みはあるだろうという意見について

こういった内容を書いていくと、年上の社員全員がダメだと言っているように思われるかもしれませんが、そうではないと言いたいです。

過去の栄光にしがみつきたいときだってあります。私もついついお酒が入りすぎて、後輩に過去の話ばかりをしてしまった瞬間が、何度かあります。

年を取るにつれて、周囲に「承認されたい」欲求が強くなるのが、人間です。

どんな人間も弱みを出したいときがあるし、出していいと思います。

しかし、だからといって、今の環境に対して甘んじて良いかというとそうではないと思います。

弱みを出しながらも、今の能力と向き合い、自己研鑽していくことができるのが人間です。

弱みを出した以上は、自己を高めることも行ってほしいと考えます。

人生一度きり、人生の選択肢を広げよう

日本には輪廻転生という概念がありますが、今の自分と全く同じ人間は、この人生しかありえないはずです。

どんな人生を歩むかは人それぞれであり、私が口出しすべき問題ではありませんが、私自身はなるべく選択を増やして生きていきたいと思います。

転職をしないにしても、「おれにはこの会社しかない」ではなく、世の中にはこんなにも多くの選択肢があるんだと思った方が、人生の価値観は広がります。

自身の価値観を広げる、つまりは知らないことを知るということは、今の仕事に対しても活かせることがきっとあるはずです。

仮にあなたが、自分の人生の選択肢がないと思い込んでしまっているのであれば、一度転職サイトに登録してみることもおすすめします。

これだけでも今まで知らなかった世界を知ることができます。

以下の記事で、おすすめの転職サイトをまとめているので、気になる方は一読ください。

Twitterで最新情報をチェックしよう