ビジョン・ミッション・バリュー

皆さんはミッション・ビジョンの違いについて明確な回答をすることができますか?
私は、以下のツイートでも発信したように、違いについて明確に回答できるか不安な場面がしばしばあります。

私も経営者のはしくれとして会社設立時にはミッション・ビジョンを策定すべく様々なブログや本を読み漁りました。ブログや本だけでなく成長企業のコーポレートサイトを参考にもしましたが、定義がバラバラ過ぎて何が正しいのか悩みました。

このツイートのように最終的には自分の定義で語るということに落ち着いたのですが、たまにこのテーマに触れると迷い込んでしまうため、自分の備忘録としてもこの記事にまとめていきたいと思います。

これから起業を考えていたり、起業したての経営者だけでなく、最近経営者になったような方は本記事からミッション・ビジョンの違いについて多少でも理解できる内容だと思います。

ミッション・ビジョンの定義について

定義についてですが、まずシンプルには以下のよに整理しています。

  • ビジョン = 「未来」
  • ミッション = 「現在」

恐らくこの整理だけでピンと来る人も少数いるかと思いますが、大多数の人はなんのこっちゃねんと思うかと思いますので、一つずつ噛み砕いていきます。

ビジョンとは

未来とは成果であり、ゴールであり、つまり目的を指し示しています。

目的 = 理想の状態です。現状とは異なる理想の状態であるため、「未来」とも言い換えることができます。目的とは何であるか、目標の違いについては以下の記事で詳しく説明していますので、ご参考ください。

このビジョンとは、目的であるのと同時に、日々の行動の原動力になります。ワンピースで例えるのであれば、どんな海賊になりたいのかによって日々の行動が変わるという話です。ただお金が欲しいのか、侵略をしたいのか、No1海賊の称号であるワンピースをてに入れたいのか。登場する海賊たちそれぞれに目的が有り、日々の行動が異なるのがイメージできるかと思います。

※ワンピースが分からない方はごめんなさい笑

ミッションとは

ミッションとは我々は何者で、何をし、誰のためにそれをしているのかというような「手段」を説明するものです。「何を、なぜやるのか」ということです。

つまり「未来の理想の状態」に進むために、「現在、何を、なぜやるのか」というように、現在、これからやっていくことを示したものとなります。

ミッションを整理するためには以下のようなフォーマット、方法を使うとキレイに整理しやすい気がします。

  1. 誰に(ターゲット顧客)
  2. 何の価値を(価値提案)
  3. 何の根拠(コンピタンス)

文章で整理すると
「私たちは、長年培ってきたXX(コンピタンス)をベースに、XX(ターゲット顧客)の市場にXX(価値提案)を提供すべく活動しております。」というような文章になります。

企業によってはこの「価値提案(何を)」の部分のみを切り取って短い文章でミッションを表現しているところも多く見受けられます。

ミッション例
  • ディズニーランド
    • 全てのゲストに幸せを与える
  • アマゾン
    • 顧客の購買判断を手助けする
  • レゴ
    • 子供たちにひらめきを与えて育む

将来事業がどのような展開になるかを想定し、どこまでが自分たちの領域で、どこからが自分たちの領域でないか(= 自分たちがやらないこと)を明確に示していると、この一言から何のために存在する企業なのかを判断することができるため、優れたミッションであると言うことができます。

優れたミッションになるための要素を整理すると、以下の3つを挙げることができます。

  • 変化の約束
    • 消費者の生活を変えるための先駆者となること
  • 感動的なストーリー
    • ミッションを軸として感動的なストーリー(未来の世界観)を描けていること
  • 消費者の関与
    • ミッションを遂行するために消費者をも巻き込んでいくこと

(補足)バリューとは

目的にたどり着く上で、何を大事にして日々行動していくかという行動規範を表すものです。

ワンピースのルフィが海賊王になる道の中で、仲間を見捨てるようなことはするでしょうか?海賊王を目指すために、仲間を見捨てる人もいれば、見捨てない人もいるように、目的にたどり着くまでの行動で、大事にしたい価値観をバリューと言います

まとめ

  • ビジョン
    • 目的 = 理想の状態 = 未来
  • ミッション
    • 手段 = 何を、なぜやるのか = 現在

という整理です。

最終的にまとめてしまうととてもシンプルな構造ではあるのですが、これを一から理解しようと思うを莫大な時間がかかります。私自身ここまでシンプル化して自分の言葉で言語化するまでに3年以上は考え続けたと思いますし、これからもアップデートしていく予定です。

企業のミッション・ビジョンという観点で話を進めましたが、自分自身がどうなりたいのか、そのために今何をすべきなのかという個人を見つめ直す上でも役に立つ考え方だと思います。

今日はここまでです。

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